にんじんのごまあえ|「わたしの味」

レンジで作ったにんじんのごまあえ

珍しく、起き上がる気持ちになれない朝でした。ストレッチをしてみたり、具合が悪いのかと考えたり。

外の様子を見て、原因がわかりました。雪。今朝も、とても寒いのです。

朝ごはんを作る気持ちにもなれない。こんなことは、本当に珍しいのですが。

気持ちを奮い立たせるのは得意な私。でも、今の私は「ちゃんとしなくてもいい」ことにしました。

寒いのだから、今日は、暖かい白湯を味わうだけでいい。お弁当も、作らないでおこう。


部屋が少し温まってきた頃、身支度だけをすませました。

珈琲はコーヒーメーカーに任せると時間が思いのほかできたので、ゆっくり味わう。

私の朝の時間が、何に使われているのか。そんなことが、よくわかるひとときでした。

キッチンと冷蔵庫には、昨夜の私からの贈り物がありました。

【プレゼントの内容】
・洗ったお米
・手作りソーセージ
・にんじんのごまあえ

レンジで作ったにんじんのごまあえ。細切りにんじんをガラスボウルに入れたシンプルな一品

昨夜の夜作ったにんじんのごまあえ。レンジで加熱したにんじんにごまだれを和えるだけでとてもおいしい

ル・クルーゼの鍋で炊いている白いごはん。静かな朝の台所の様子

お鍋で炊くごはんは新鮮な香りがしますね

ル・クルーゼにお米と水を入れて、コンロにのせる。ソーセージは、弱火で破裂しないように、ゆっくり加熱する。

胸肉のソーセージだけど、チーズと少しのMCTオイル入りで意外とジューシー。

手作りの鶏むね肉ソーセージを並べて乾かしている様子

できたては白いソーセージ

ごはんが炊けて、ソーセージもパリッと焼き上がってくる。

ここまでくるとスープカップに、無添加のだしの素、糸昆布、ネギ、手作り味噌。お湯を注いで、即席の味噌汁を作る気持ちになりました。

そして、映画「平場の月」で、堺雅人さんがお弁当を作っていた場面を思い出して、私も、詰めてみようと思えました。

タッパーに詰めたごはんとにんじんのごまあえ、手作りソーセージのお弁当

ご飯とにんじんのあえものとソーセージのお弁当なのに、とても満たされた気分

誰かに見せるための料理ではなく、ただ、昨日の私が作っておいてくれた簡単なにんじんのごまあえ。

作るのが好きで、できあがっていた手作りソーセージ。

私の平場の暮らし。嬉しいことも、辛いこともあるけれど、月の美しさに、心が浄化されることもあります。

そういえば、最近の月は、特に美しい。

おしゃれなお弁当箱ではなく、タッパーに詰めたごはん。

つまみ食いをしながら詰める静かな朝。

あれほどやる気の出なかった朝が、気づけば、つまみ食いだけど、すごくおいしい朝ごはんと、大好きなおかずのお弁当のある朝になっていました。

見た目では計り知れないけれど、心では、最高の朝ごはん。

私は、平場で月を見ている気持ちになりました。

← レシピ・インデックスへ戻る